「トモネコさん撮影の、昔おいらが作った主力戦艦だ」
「なら君も写真があるはずじゃないか」
「これはね。青空を背景に一点支持で撮ったものだ」
http://kinbi.pref.niigata.lg.jp/tenran/kikakuten/monet-marmottan-2/
長岡の近代美術館で【モネ展】が企画され6月に行ってきたのですが
モネだけではありませんが大きな絵画は近寄って見るとびっくりするほど
荒々しい筆遣いで、離れて見るとちゃんとした絵になります。
また光の描写は明るい点で絵具が点のように置かれている技法もあり
これが離れて見ると本当に浮き上がって見えて驚きます。
以前、トーノ様から譲り受けた【沖田艦カラーの主力戦艦】ですが、
モネ展を見てから、トーノ様の独特の荒々しい筆遣いの作品は「屋外の
自然光で撮影するとその真価が発揮できるのでは?」と考えていました。
遅くなりましたが、実行しました。
小林先生おススメの船体一点支持に追加工して屋外で撮りました。
画像を送ります。
良い雰囲気が出たと思うのですが・・
「モネは参考になると思う?」
「そうかモネ」
「ダジャレはいいから」
「まあ、参考になる部分はあると思うが、別にモネを意識した塗り方じゃないからね」
「じゃあ、何を意識した塗り方なんだよ」
「荒い塗りは手間を省いて疑似情報量を乗せるため」
「疑似情報量は、情報量ではないから意味は無いが、パッと見て何か情報量がありそうな錯覚を誘発する手段ってことだね」
「錯覚はしょせん錯覚だから、よく見ると情報量が無いのがバレる」
「塗り分けが甘いのは?」
「遠目での印象には影響を与えにくいのでマスキングで手を抜いた」
・追記
川俣様のブログの三笠の写真が大きくて良い感じですねヽ(^o^)丿
写真が大きくて、からぱた様の【超音速・ブログ】の影響も感じるのですが(^_^;)
三笠の模型も船体の塗装がまるで迷彩のようで良い感じだと思います。
「つまらない種明かしをしよう」
「種があるのかよ」
「たぶん、このページの話をしていると思う」
Hasegawa 1/700 ウォーターラインシリーズ戦艦三笠
「確かに、いつもより写真が大きいね」
「そうだ。しかし、そうしたのには理由がある」
「というと?」
「凄く作りが細かいキットなので、細かい作りが見えないと作品の価値が見えてこない。写真を小さめにすると印象がぼやけでキットの凄みが伝わらない。そこで、このキットに限っては写真を大きくしておいた。それだけだ」
「からぱた様の【超音速・ブログ】の影響ではないの?」
「影響はないなあ。だって、写真が無駄に大きいと見難いだろう?」
「なんて下らないオチだ」
オマケ §
「宇宙戦艦三笠って空想したとがある人」
(はーい)
「宇宙戦艦三笠って何だよ」
「三笠の艦底部がコンクリートで固めてあるのは、実は地下に秘密工場かあるからだ。そこでは三笠の改造が着々と進んでいた」